月: 2025年11月
一般社団法人日本防水協会・一般社団法人日本給排水設備協会 合同会員大会 開催報告
2025年10月15日(水)、一般社団法人日本防水協会および一般社団法人日本給排水設備協会による合同の会員大会を開催いたしました。
会員企業約20社が参加し、各協会の活動実績ならびに活動計画等についての報告を行いました。
1.開催概要
<日時>
2025年10月15日(水)10:30~12:30(昼食時間含む)
<式次第>
①日本防水協会 ご紹介
②日本防水協会 活動報告
③日本給排水設備協会 ご紹介
④日本給排水設備協会 活動報告
⑤活動計画(二団体)
⑥懇親昼食会(名刺交換会)
2.開催風景ピックアップ
①日本防水協会 ご紹介
事業目的並びに事業内容の確認を行いました。
②日本防水協会 活動報告-日本防水協会
活動報告として昨年度の取り組みから下記2件を取り上げました。
・2024年8月6日開催
「漏水問題の法律知識から最新漏水調査まで一挙ご紹介」セミナー&相談会
・2025年1月16日開催
特別区職員研修所主催 令和6年度専門研修「建築保全」 講師派遣
また、協会へのご相談件数の推移や具体的な相談事例をご報告いたしました。
③日本給排水設備協会 ご紹介
事業目的並びに事業内容の確認を行いました。
④日本給排水設備協会 活動報告
活動報告として、コラム記事の追加等、情報発信強化に関する日本給排水設備協会HPの活性化についてのご報告、相談件数の推移についてのご報告を行いました。
⑤活動計画(二団体)
今後の活動計画として、以下のご説明をしました。
・セミナー、相談会の開催予定
・内容を厳選してのフェア出展
・HPのブラッシュアップについて
→コラムの定期掲載
→事例の紹介 など
・メールマガジンの活用
・プレスリリースの活用
⑥懇親昼食会前:参加者自己紹介
ご参加いただいた皆さまに、以下内容の自己紹介をしていただきました。
・社名
・PRしたい技術
・事業概要、商品、サービス
・得意分野
・コラボレーション提案 など
日本防水協会は漏水・防水に関する問題解決をめざす公平・公正な第三者機関として、漏水・防水に関する技術並びに知識の進歩発展とそれに関わる方々の資質の向上を図り、もって、建物資産価値の維持、住環境の整備、快適さの追求、そして国民生活の安全、社会福祉の充実に寄与できるよう活動してまいります。
今後とも変わらぬご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
以上
結露・カビ対策を“居住者行動”でデザインする
結露・カビ対策を”居住者行動”でデザインする

結露とカビの被害は、”設備の不足”よりもしばしば”行動のズレ”から起こります。オーナーや管理側ができるのは、居住者の毎日の小さな選択を変える設計=行動デザインです。ここでは、設備改善だけに依存しない、行動を起点とした結露・カビ対策を提案します。
1. まず”目標状態”を共有する
・温湿度の目安:冬場の室内温度18〜21℃、相対湿度40〜60%
・結露のホットスポット:北側外壁・窓際・家具背面・押入れ・ユニットバス天井
この”目標状態”を、入居時配布物・掲示・入居者アプリで簡潔な一枚にまとめて可視化します。
2. 入居者の行動の4つの基本
①換気の”回数化”
・1日2回、各5〜10分の全開対角換気(朝・就寝前)
・浴室・トイレ・キッチンの局所換気は使用後30分
・室内干し時は換気扇+サーキュレーターで風を作る
②家具の”離隔”
・壁から5〜10cm離し、下部に空気の通り道
・押入れは床から5cmのスノコ、月1回は戸を全開に
③加湿の”量的管理”
・加湿器は湿度計とセット運用、目標60%上限
・鍋・やかんの長時間蒸気、洗濯物の大量室内干しは連続換気を前提に
④窓と床の”朝のひと手間”
・起床後に窓拭き+レール水分除去。結露放置は即カビ化。
・カーペット下は月1回めくって乾燥。
3. 管理側の”行動設計”チェックリスト例
☐ 入居時セット:温湿度計、家具スペーサー、ピクト付きガイド一式
☐ 送客前内見時:北側壁・窓際の家具レイアウト例を実物展示
☐ 冬の掲示:エレベーター前に「今週の湿度」と簡易アドバイス
☐ LINE一斉送信:寒波予報の前日に「5分換気・窓拭き・浴室乾燥30分」
☐ 退去立会い:北側壁・家具背面のカビ有無を標準撮影項目に
☐ クレーム対応:”設備不具合”か”行動由来”かを初回ヒアリングで切り分け
☐ 指導は”非難”でなく、改善提案+道具提供で(例:除湿剤・スペーサー配布)
4. 入居者のありがちなNG行動4選とその対処
NG①:冬の24時間加湿+窓締め切り → 対処:湿度アラートを通知、自動換気を推奨
NG②:家具を壁にベタ付け → 対処:入居時にレイアウト図とスペーサー配布
NG③:浴室の溜め水・濡れ天井の放置 → 対処:”入浴後30分乾燥”ラベルとタイマー提案
NG④:窓レールの黒カビ放置 → 対処:月1清掃デーを掲示し、管理から使い捨てブラシ配布
◆まとめ
完璧な断熱や最新設備がなくても、行動のデザインで結露とカビは大きく減らせます。大切なのは、数字で目標を共有し、小さな手間を続けてもらうこと。オーナー・管理会社は道具を渡し、きっかけを作ることができます。ぜひ、今からはじめてみてはいかがでしょうか?









