投稿者: bousui-association
賃貸物件の雨漏りに対するオーナー様の対応内容
賃貸物件の雨漏りに対するオーナー様の対応内容
オーナー様の修繕義務は、雨漏りの原因箇所を特定し、適切な修繕を行うことを含みます。具体的には、以下のような対応が求められます。
・雨漏りの原因箇所を調査する
・修繕業者を選定し、修繕工事を行う
・修繕費用を負担する
・雨漏りによって被害を受けた家財道具の損害賠償を行う
以下の場合には、オーナー様は修繕義務を負わない場合があります。
・入居者の故意または過失によって雨漏りが発生した場合
・天災地変など、不可抗力によって雨漏りが発生した場合
・賃貸借契約書において、修繕義務が借主に転嫁されている場合
雨漏りによって居住性が著しく低下した場合、入居者は以下のような権利を行使することができます。
①家賃減額
・雨漏りの程度に応じて、家賃を減額することができます。
・家賃減額の割合は、雨漏りの被害状況や修繕期間などを考慮して決定されます。
②契約解除
・雨漏りが長期間にわたって継続し、居住性が著しく低下している場合、契約解除を請求することができます。
①証拠を残す
・雨漏り箇所の写真を撮影する
・雨漏りの被害状況を記録する
②管理会社及びオーナーへの連絡
・雨漏りの発生状況を伝え、修繕を依頼する
・連絡は書面(メールなど)で行い、内容を残しておく
屋根や外壁は、定期的に点検・メンテナンスを行いましょう。特に、台風シーズン前には、専門業者による点検を依頼することをおすすめします。点検では、以下のような箇所に注意が必要です。
・ひび割れ
・剥がれ
・苔やカビの発生
・雨樋の詰まり
雨漏り時のコミュニケーション
雨漏り時のコミュニケーション
雨漏り時のコミュニケーション
「漏建物の高寿命化・経済耐用年数を向上させるための防水知識と最新技術」
セミナー&相談会 開催報告
1.開催概要
【テーマ】
漏建物の高寿命化・経済耐用年数を向上させるための防水知識と最新技術
【日時】
2024年1月25日(木)13:50~
【会場】
御茶ノ水 連合会館 402
(東京都千代田区神田駿河台3-2-11)
【主催】
一般社団法人日本防水協会
【後援】
公益社団法人東京共同住宅協会/一般社団法人日本給排水設備協会
【定員】
セミナー:45名(完全予約制)
2.セミナー風景
第1部 13:50~14:30
『雨漏り、どこからくるの? 原因事例あれこれ〜起こる前に防げるセルフチェック方法〜』
【講師】株式会社プレイスチャームネクサス 代表 泉谷 淳 氏
●株式会社プレイスチャームネクサス:https://placecharm.jp/
<内容>
・雨漏りの8大原因
・雨漏りサインとセルフチェック
・雨漏り事例(理由・原因/対処・解決方法)
・止水工事について
・防水工事について
第2部 14:40~15:10
『長期修繕計画の改善に繋がる長期保証付き屋上防水工法の技術的解説』
【講師】カスター・ピーエヌ・ジャパン株式会社 代表 兼 協会技術員 尾﨑 晴彦 氏
●カスター・ピーエヌ・ジャパン株式会社:https://koster-japan.com
<内容>
・防水材の基礎知識からわかりやすく解説
・ドイツ生まれの最新技術、 25年長期保証の屋上防水シート製品を紹介
●ポリフィン紹介:https://www.polyfin.net/
第3部 15:20~16:10
『築70年でも生き返る! 解体、躯体補強、給排水・防水…再生までの道のりを一挙公開!』
【講師】公益社団法人東京共同住宅協会 会長 谷崎 憲一 氏
●公益社団法人東京共同住宅協会:https://tojukyo.net/
<内容>
・リノベーションで実際に採用した最新工法について事例を交えて費用面まで解説
・建築資材の価格上昇事情や賃貸物件でも分譲マンションでも共通する大規模修繕の基本
個別相談会 16:20~
漏水対策としての外壁塗装
漏水対策としての外壁塗装
雨漏り発生時の入居者への適切な対応
雨漏り発生時の入居者への適切な対応
雨漏り発生時の入居者への適切な対応
冬の屋根・防水層対策
冬の屋根・防水層対策
冬の屋根・防水層対策
屋根が破損していたり、雪止めが設置されていなかったりする場合は、安全に雪おろしができない可能性があります。事前に屋根の状態を確認し、安全に雪おろしができるかどうかを判断しましょう。
冬季の屋根は滑りやすいため、滑り止めの使用や、複数人で作業を行うなど、安全に配慮しましょう。また、高所作業ですので、ヘルメットや安全ベルトなどの安全装備を着用することも忘れずに。
雪おろしした雪は、道路や歩道に放置すると、交通事故や歩行者の転倒などの原因となります。適切な場所に片付けるようにしましょう。
・排水口の詰まりや劣化の有無
・防水層の劣化の有無