

①塗る回数のごまかし
②乾燥時間の短縮
③防水シートの繫ぎ目の接着がしっかりとしていない
①密着工法
→床面に直接ウレタン樹脂を塗るシンプルな工法。
②メッシュ工法
→床面にメッシュシートを貼り付けてウレタン樹脂を塗る工法。密着工法よりもヒビ割れしにくい。
③通気緩衝工法
→床面に直接ウレタン樹脂を塗らず、床面に敷いた通気緩衝シートの上から塗り固める。
①高圧洗浄…高圧の水で表面の汚れを取り除きます。
▼
②清掃…表面に残ったゴミや不要な防水層などを掃除します。
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③ひび割れなどの補修…ひび割れクラックを補修すると共に凹凸を平にします。
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④ドレンの設置…雨水を流すためのドレン(排水溝)を設置します。
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⑤プライマーの塗布…下地と防水材を密着させるためにプライマー(接着剤)を塗ります。
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⑥パラペットのウレタン防水…パラペット(屋上やバルコニー等の外周部に設置された低い手すりのような部位)の防水施工を行います。
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⑦ウレタン塗膜の下塗り…1層目のウレタン塗膜を塗布します。
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⑧ウレタン塗膜の中塗り…2層目のウレタン塗膜を塗布します。
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⑨トップコート塗布…ウレタン塗膜の劣化を防ぐための保護塗料を塗布します。
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⑩密着工法完了…作業は全体を通して3日~5日で完了します。
密着工法の①から⑤の流れの後にメッシュシートを貼り、⑧「ウレタン塗布の中塗り」に移行します。
①高圧洗浄…高圧の水で表面の汚れを取り除きます。
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②清掃…表面に残ったゴミや不要な防水層などを掃除します。
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③ひび割れなどの補修…ひび割れクラックを補修すると共に凹凸を平にします。
▼
④プライマーの塗布…下地と防水材を密着させるためにプライマー(接着剤)を塗ります。
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⑤通気緩衝シートの貼り付け…下地に含んだ雨水や水分を逃がすためのシートを貼り付けます。
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⑥ジョイントテープの貼り付け…シートのジョイント部分にテープを貼ります。
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⑦ドレンの設置…雨水を流すためのドレン(排水溝)を設置します。
▼
⑧脱気筒の設置…下地に含んだ水分を脱気筒から外に排出します。
▼
⑨パラペットのウレタン防水…パラペットの防水施工を行います。
▼
⑩ウレタン塗膜の下塗り…1層目のウレタン塗膜を塗布します。
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⑪ウレタン塗膜の中塗り…2層目のウレタン塗膜を塗布します。
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⑫トップコート塗布…ウレタン塗膜の劣化を防ぐための保護塗料を塗布します。
▼
⑬密着工法完了…作業は全体を通して5日~7日で完了します。
防水工事の種類と流れ② <シート防水工事>


| 防水工事の種類 | 工事の特徴 | 手抜き危険度 | 手抜き工事の チェックポイント |
|---|---|---|---|
| ウレタン防水 | 安価で施工する 場所を選ばない |
高 | 2層目の中塗り工程が行われているか |
| FRP防水 | 強靭かつ 施工期間が短い |
やや高 | 2層目の中塗り工程が行われているか |
| シート防水 | 費用対効果が高い | 普通 | シートの繫ぎ目の接着はどうか |
| アスファルト防水 | 高い防水性能 | 低 | バーナーの炙り不足はないか |
①密着工法
→接着剤などで塩ビシートを貼り付ける工法。
②機械式固定法
→ディスク板を使って塩ビシートを下地に固定する工法。
①高圧洗浄…高圧の水で表面の汚れを取り除きます。
▼
②清掃…表面に残ったゴミや不要な防水層などを掃除します。
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③ひび割れなどの補修…ひび割れクラックを補修すると共に凹凸を平にします。
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④ドレンの設置…雨水を流すためのドレン(排水溝)を設置します。
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⑤プライマーの塗布…下地と防水材を密着させるためにプライマー(接着剤)を塗ります。
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⑥パラペットのウレタン防水…パラペット(屋上やバルコニー等の外周部に設置された低い手すりのような部位)の防水施工を行います。
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⑦ウレタン塗膜の下塗り…1層目のウレタン塗膜を塗布します。
▼
⑧ウレタン塗膜の中塗り…2層目のウレタン塗膜を塗布します。
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⑨トップコート塗布…ウレタン塗膜の劣化を防ぐための保護塗料を塗布します。
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⑩密着工法完了…作業は全体を通して3日~5日で完了します。
①下地処理&強度確認…凹凸を平にして下地の強度を確認します。
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②絶縁シートを敷く…しわのないようにシートを敷き詰めます。
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③固定金具の取り付け…固定金具を取り付けます。
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④ドレンの設置…雨水を流すためのドレン(排水溝)を設置します。
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⑤シートの貼り付け…固定金具に熱溶着または溶剤溶着します。
▼
⑥シートの接合…接合部を熱溶着または溶剤溶着します。
▼
⑦接合末端部のシール…シール材を用いてすべての接合部分をシールします。
▼
⑧脱気筒の設置…下地に含んだ水分を脱気筒から外に排出します。
▼
⑨パラペットにシート貼り付け…パラペットのシート貼り付けを行います。
▼
⑩密着工法完了…作業は全体を通して5日~7日で完了します。
裁判例から学ぶ。押さえるべきポイントを紹介! 「施工業者の不始末!責任は誰が負うの?」


施工業者の不始末により発生した漏水事故について、賃貸人は賃借人に対し賃貸借契約に基づく債務不履行責任を負うのか。
施工業者の不始末により発生した漏水事故について、当該居室の所有者は、入居者に対して工作物責任(民法717条1項但書)を負うのか。
施工業者の不始末により発生した漏水事故について、施工業者及び賃貸管理業者は責任を負うのか。
弁護士 原田 宜彦
首都大学東京(現 東京都立大学)法科大学院修了
著作:『実例と経験談から学ぶ資料・証拠の調査と収集-相続編-』(共著)他
講演:(公社)東京共同住宅協会主催 「第11回土地活用プランナー養成講座」(2020年8月)他
大規模修繕工事実施までの流れ・進め方


- 建物診断
- 見積書の取得会社の選定
- 見積書の取得
- 施工会社の選定
- 工事範囲の検討
- 施工会社との契約
- 入居者への案内
- 工事着工
- 工事完了









-
大規模修繕工事の実施まで少なくとも2~3ヶ月はかかります。
トラブルが発生してからの緊急検討では遅いです。
一般的な大規模修繕工事基本と修繕周期


- 外壁塗装面やタイル面の「ひび割れ」を放置すると、そこから雨水が入り錆汁や欠損につながります。その他躯体には、様々な劣化がありますので、適切に補修する必要があります。
- タイル補修クリーニング工事
10〜12年

- 屋上や屋根の防水材の劣化は雨漏りの原因になります。屋上からの雨漏りは階下の住戸に被害が生じます。漏水する前に対策することが重要です。
- 屋上防水工事
10〜12年
- ●屋外鉄骨階段
●鉄製手すり
●メーターボックス等
塗装の劣化により錆が発生し、これが進行すると腐食して鋼材の強度が低下します。鉄部塗装は定期的に塗り替えが必要です。 - 鉄部塗装工事
5~6年

- 外壁塗装は紫外線や風雨にさらされることにより劣化します。また、外壁タイルも経年により剥離やひび割れが発生し、剥がれ落ち危険もあります。定期的に、塗装の塗り替え・タイルの補修が必要です。
- 外壁塗装工事
10〜12年 - シーリング工事
10〜12年

- ●給排水管
●給水ポンプ
●受水槽
管は永久的なものではありません。
管の材質により腐食や劣化の進行や対応年数も様々です。給排水管の腐食が進むと住戸内や下階住戸への漏水原因となります。 - 給水ポンプ取替工事
13年 - 受水槽取替工事
20〜25年

- ●窓サッシ
●玄関扉
●集合ポスト等
毎日使用するので、傷みやすい部分です。
また、建物全体のイメージに大きく影響します。 - 集合ポスト取替工事
20~25年 - 窓サッシ取替工事
30~35年 - 玄関扉取替工事
25~30年

- ●集会所
●駐輪場
●外構等
舗装の沈下や水たまりは日常生活に支障が生じます。また、マンション内の高齢化に向けたバリアフリー化なども必要です。 - 機械式駐車場取替工事
20~25年 - 内舗装やり替工事
20~25年 - 機械式駐輪機取替工事
13年
- 外壁塗装面やタイル面の「ひび割れ」を放置すると、そこから雨水が入り錆汁や欠損につながります。その他躯体には、様々な劣化がありますので、適切に補修する必要があります。
- エレベーター取替工事
30年 - Vアンテナ取替工事
15年 - 照明器具取替工事
15~20年

- バルコニーの床から漏水すると洗濯物が濡れるなど、階下住戸の生活に支障が生じます。適切な防水をする必要があります。
- ルーフバルコニー防水工事
10~12年 - 屋外廊下防水工事
10~12年 - バルコニー床防水工事
10~12年 - バルコニー天井塗装工事
10~12年
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防水工事でよくあるトラブル紹介


ここでは、防水工事によくあるトラブル事例をご紹介します。
塗装につきまとう有機溶剤のシンナーは、吸引すると健康被害を引き起こすこともありますので注意しなくてはなりません。
匂いや騒音の発生は、工事上、致し方ない点もあります。しかし、クレームを少しでも和らげるためには、事前に施主と工事業者が近隣住人に挨拶回りと匂いと騒音についての内容を説明しておくことが重要となります。
くれぐれも迷惑をおかけすることについてのお詫びの姿勢を忘れないようにすることが大切です。
ウレタン防水においては、通常は塗膜防水層の厚みを2ミリ以上にするため2~3回程度重ね塗りをしなくてはなりません。しかし、重ね塗りの手間を惜しんだ手抜き工事では、防水層の厚みが足りない為に劣化が早く進行し、塗料が割れて雨漏りすることがあります。
シート防水の手抜き工事①
シート防水においては、シート接合の際にシーリング材を挿入する必要があります。この工程を省いた手抜き工事では、シート接合部や端末部に隙間ができ、雨漏りすることがあります。
シート防水の手抜き工事②
テレビニュースで、高層マンション屋上の防水シートが台風で大きく剥がれて地上に落下した映像をご覧になったことはないでしょうか。このケースでは、防水シートを張る際における清掃等の下地処理を省いた手抜き工事が疑われます。
きちんと下地処理をしないで接着剤を塗布した場合、下地と防水シートが密着せず、シートの伸縮により変形し破れてしまいます。その結果、そこから風が吹き込み、防水シートが剥がれてしまうのです。
下記に、トラブルを未然に防ぐためのチェックポイントを記載しますので、ご参考いただければと思います。
チェックポイント
1)雨漏りの原因を的確につかむこと
2)雨漏り原因を見つけ出し、そのための解決工事を遂行できる防水工事会社を選ぶこと
3)手抜きやミスをやらない誠実な防水工事会社を選ぶこと
4)見積書で工事内容(プロセスと仕上がり点検等)が適切かどうかチェックしておくこと
5)工事完了後、仕上がりが適切かどうか自ら確認すること
6)問題点があれば、修正工事をしっかりお願いすること
雨漏り・漏水の原因調査の方法と特徴


本ホームページ(「防水について」)でも解説していますが、水は低い方向ばかりでなく横方向、時には上方向にも流れていくことがあるためです。
そこで、原因箇所の特定は、調査員の目視や経験則に加えて科学的な調査を行うのが一般的です。十分な調査がされずに行われた工事では、結局漏水が止まらなかったという例が大変多くみられます。
以下に漏水の原因に対応した効果的な調査方法をご紹介していきます。
この方法は実際の水の侵入口を探る試験ですので確実性が高いと言えますが、調査は晴れた日に限られることや複数箇所に原因がある場合などは見落としの危険性があるというマイナス点もあります。
その場合散水する水に複数色の着色をして、水の入り口と出口をより明確にする方法がとられます。
この現象を利用して赤外線を照射することで外壁の表面温度が低く表示された箇所を重点的に調べて水の侵入箇所を見つけ出します。
この方法は、比較的広範囲を簡便かつ遠隔操作で行うことができるため初動の調査としては有効な方法といえます。
この場合タイルの「浮き」(表面が膨らんだ状態)がみられます。そのような箇所は打診棒で叩いたり、擦ったりすると中が空洞のようなカラカラと軽い乾いたような音がします。
株式会社RYU-SHIN
株式会社日進産業
7月19日のセミナーが建通新聞に取り上げられました。
2018年7月26日(木)建通新聞において
日本防水協会主催7月19日「漏水問題の個別相談無料セミナー」について掲載されました。

11/20(火)~22(木) 「団地・マンションリノベーション総合展」に出展予定です。
2018ジャパンホーム&ビルディングショーの中の「団地・マンションリノベーション総合展」に出展予定です。
主催:一般社団法人 日本能率協会









